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【医者が教える風邪ひとつひかない健康法】を読んで、薬いらずの体に劇的チェンジ!

新型コロナが猛威をふるう昨今、大勢の人が手洗い、うがい、マスクなどの感染予防に取り組む日々を過ごしています。
今風邪の症状が出てしまうとコロナも疑わないといけないですし、病院にも気軽に診察にいけないのが現状です。
今、絶対に風邪を引きたくない私。
感染対策はできてても大事なのは風邪を引きにくいそもそもの体づくりなのではと考えてた矢先に出会ったのがこの医者が教える風邪ひとつひかない健康法】です。

コロナは感染しないことはもちろんですが、感染リスクをゼロにできません。
なので、それよりもかかってしまった時に「重症化」を避ける必要があります。
この本はそのためにどのような体作りをすべきかを知ることができます。
ちょっとの意識の変化で劇的に体を変えて行きましょう。
早速紹介していきたいと思います。

自律神経と腸内環境は健康を支えるキーワード!

自律神経」は神経の一種です。神経は脳と体の各器官の間を通っている道です。
脳と体は神経を通じて、情報のやり取りをしています。

自律神経は交感神経副交感神経に分けられ、交感神経が働くと、心拍が早くなって、呼吸が浅くなって、血圧が上昇してアクティブになります。
逆に副交感神経が働くと、心拍はゆっくりになり、呼吸が深くなって血圧が下がって穏やかになります。
人体はこれを時間帯に合わせて交互に働かせて、健康な毎日を支えています。

しかし自律神経は人間の意思で自由にコントロールできません。
自律神経が安定しやすい環境や習慣を築いていく必要があります。
つまり、環境や習慣を変えれば、間接的に自律神経をコントロールすることが出来るというわけです。
そのために必要となるのが、自律神経と相関関係にある腸内環境を良くする必要があります。
理想的な腸内環境を手に入れるには腸内細菌のバランスを整えることです。
善玉菌」を増やし、「悪玉菌」を減らすことを意識します。
食事のメニュー改善によっても行うことができます。
しかしながら、腸の7割の細菌が「日和見菌」という、善玉菌にも悪玉菌にもなる転向する菌で占められています。
この「日和見菌」は、ストレスや不規則な生活習慣によって悪玉菌に転向します。
そのため、生活習慣を見直してストレスを溜めないことが必要になってきます。

忙しい朝こそゆっくり過ごす!朝の改善からはじめる免疫力アップ生活

健康的な一日を過ごすには、朝どのように過ごすかが重要です。

朝はリラックスを促す副交感神経が抑えられる一方で、心身を活発にする交感神経の働きが優位になる時間帯です。

心と体のスイッチが切り替わる大切なこの時間をおろそかに過ごすとイライラや緊張感を1日中引きづってしまうことになります。

まず最初に行うことは早起きです。
いつもよりも30分早く起きることから始めましょう。

そして、起きたら布団の中でストレッチをすると、血流がよくなって、全身をゆっくりと目覚めさせることができます。

起きたらカーテンを開けて朝日を浴びましょう。
日光が副交感神経と交感神経の切り替えを促します。

また忘れてはならないのが水分補給です。
寝てる時に汗をかき、朝は水分が不足がちになります。
コップ一杯の水を飲むことで、腸が刺激されて副交感神経が高まって自律神経が整います。
また、便秘解消にも効果があり、腸内環境の改善にもつながります。

朝食のとり方も、いつも以上にゆっくりよく噛んで食べるようにすると、血糖値の上昇を抑えて、自律神経も整います。
朝食べない人も、バナナを一本ゆっくり食べるところから始めてみてはどうでしょう。

食事が変われば自律神経が整う!?乱れがちな食生活を改革しよう!

ビタミンは抗炎症作用の他に、免疫細胞の働きに影響を与える栄養素です。
そうしたビタミンの中でも、今注目されているのがビタミンDです。

ビタミンDは呼吸器疾患に対する抵抗力を高める作用があるのですが、実は新型コロナに対しても抵抗力を強化してくれることがわかりました。

複数の研究結果で、「コロナ重症化患者で、ビタミンDが不足している人の割合が有意に多い」と報告されています。

ビタミンDの効果は感染予防だけではなく、ビタミンDをコロナ感染者に投与したら、重症化する患者が著しく低下したのです。
まだハッキリとしたことは言えないのですが、ビタミンDは、重症化の抑制効果があるのではと期待されています。

ビタミンDはコロナ以外にも、骨がカルシウムを吸収するのを助けて、骨粗しょう症を予防したり、インスリン分泌を促進して糖尿病を防ぐ効果も期待できます。
しかしながら日本人の7~8割はビタミンD不足と言われています。

ビタミンDは、サケ、サバ、イワシなどの魚や、干ししいたけなどのキノコ、卵などに多く含まれています。
特にサバ缶は手軽に食べられるのでオススメです。普段の食事に取り入れて行きましょう。

自律神経と腸内環境を整えて、風邪に勝てる人に私はなる!

この本では、自律神経と腸内環境を整える習慣を、「食事」「生活習慣」「休息」「運動」
という4つの柱に分けて紹介しています。

そのどれもが時間もお金もかかるようなものではありません。
すぐに実践可能なものばかりです。

すぐに全部を取り入れようとしなくていいです。
ひとつでも多くの習慣を日常に取り入れていくことで、無理せず生活を改革していきましょう。
健康に特効薬はないですが、いつ打てるかわからないワクチンを待ってる間にも、健康にいいことを地道に重ねていくことで、薬に頼らずともウイルスや病気に負けない、健康な体づくりをしていきたいですね。

よむよむライター・太田ウシ美

「医者が教える風邪ひとつひかない健康法」(宝島社)

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