【パン愛~365日、寝ても覚めてもパン生活~】で見つけられる美味しいパンでお腹パンパン!
レストランで「パンかライスか」を聞かれたときに10:0で「ライス」と答えていた私。
ライスはどの店もある程度美味しさが保証されているという「自分あるある」が要因です。
パンの種類が多すぎて自分好みのパンに出会える確率が低いことが、この偏ったあるあるを生んでしまったのでしょう。
同じ種類でも店の数だけ味が違うパン。
このパンはどの店がおいしいのか、このお店はどのパンが有名なのか、もうそんなこと考えてるんなら米を炊こう。と、今日も口に運ぶは「ライス」。
そんなパン離れをしていた私と出会ってしまった本が【パン愛~365日、寝ても覚めてもパン生活~】です。
作者さんは3度の飯よりパンが好きな、年間1000個以上パンを食べる会社員。
美味しいパンを求めて旅をする「パン旅」で見つけた日本全国のおすすめパン屋さんや、お酒にピッタリのパンや、自宅にいながら通販で手に入れられるパンなど、とにかくパン情報が余すことなく掲載されてます。
白いお皿はもらえないけど、毎日がパン祭りの作者さんの「パン愛」
が溢れた一冊です。
読み終える頃にはあなたもパン旅に出てるかも?
早速紹介していきたいと思います!
そこにパンがあるならどこだって!いつか行きたい日本全国の美味しいパン屋さん。
作者が「パン旅」で見つけた日本全国の美味しいパン屋さんが紹介されています。
旅行で近くに行く際には、ぜひ、行ってみたいお店ばかりです。
まずは、「沖縄」のパン屋さん。
特に気になったお店が「パン屋 水円」。
店の前に大きながじゅまるの木が神々しく生えていて、看板ロバのわらちゃんがお出迎えをしてくれると聞いただけで、もう癒やされます。
丁寧に石臼で引いて甘みを出した小麦粉や、店で育てた天然酵母を使用し、沖縄の黒糖やバナナ、パイナップルなど、島の食材で使ったパンやスコーンを森の緑に囲まれて食べることができるそうです。
次に「京都」のパン屋さん。
気になったのは、京都1有名かもしれない「たま木亭」。
行列が絶えないほどの人気店で、他では見れないようなオリジナリティあふれるパンが沢山あるようです。
唯一予約ができるのが「食パン」らしいので確実にゲットしたいですよね。
私もまずは近場から美味しいパン屋を見つけに、「日帰りパン旅」に挑戦したいと思います。
インドアなあなたへ!自宅から一歩も出ずに食べられる全国のパン。
美味しい全国のパンが食べたいけど、出向くのは億劫。
そんなおうち時間大好きな人におすすめなのが、この本では「通パン」と呼んでいる、全国のパンのお取り寄せ通販です!
フードロスの観点からお店に残ったパンを急速冷凍して冷凍便で発送するパン屋さんや、販売店舗を持たない通販のみのパン屋さんもできているようです。
また、サイトを持たずに、インスタグラムで不定期販売しているお店や、予約が1,2年待ちの人気店と様々なパン屋さんがあるようで、正直興味はあってもどれを買うべきか迷ってしまいますね。
この本では、作者が実際に取り寄せて良かった通パンが紹介されています。
その中でも、鳥取県に店を構える「タルマーリー」のパンは、純粋培養菌を一切使用せず、酵母も、糀菌も、乳酸菌も、野生の菌を自家培養して、発酵させているそうです。
小麦粉の3割は近隣で栽培された小麦を自家製粉して使用していて、粉の香りと味わいが格別なパンが味わえるそう。
すぐにでも取り寄せたくなりますね。
かわいい漫画でパンの知識も学べちゃうので、見ているだけでお腹も知識も満たされる1冊です!
“ビールは飲むパン”酵母感のあるビールやワインはパンの仲間!わたし『パン呑み』はじめました。
私がこの本で最も心踊ったのがパンをアテにお酒を呑む「パン呑み」の紹介部分です。
発酵種を培養して作ったパンは酵母感のあるワインやビールと良く合うんだそう。
“ビールは飲むパン”とキラーワードを放ち、パン呑みできるお店の数々を紹介してくれてます。
なかでも私が気になったお店が、「パーラー江古田」さん。
パンは農家から直接届く小麦を、店内の石臼で挽いた全粒粉を使用したものなど、ハード系のパンが中心で、その他ボリュームたっぷりのサンドイッチや、キッシュなどが楽しめるみたい。
ハード系のパンをよく噛むことで満腹中枢が刺激されるのは自分にとってはすごく大事なポイントですね。
サンドイッチは10種類ほどのパンの中から選べるので、自分好みのサンドイッチを見つけるために通うのも楽しみですね。
また、お店に行かずとも自宅で「パン呑み」する際も、きんぴらなどの和惣菜とハード系のパンの相性がいいようで、さっそく試してみたいと思います。
イースト菌で膨らむのはパンだけじゃない!食べれば食べるほど膨らんでいく私の「パン愛」
私は間違いなくこの本に出会うまでは、『ライス派』でした。
パンそのもののポテンシャルを見くびっていました。
勝手にパンは朝食と、間食に食べるものなんて固定観念も持ってました。
しかし実際この本で紹介されているパンは、食パン一つとっても職人のこだわりが詰まっていました。
そして、その食パンはさらにアレンジを加えることで、朝食に食べるものから夜のお酒のアテにも変貌したのです。
作者が365日パン生活ができるのは、こうしたパンの楽しみを無限に膨らまられるからなんだと感じました。
イーストが膨らませるのはパンだけじゃなかったんですね。
パンにハマって食べまくって膨らみそうなウエストの方も気にしながら、『パン愛』を私も育てていきたいと思います。