【きょうも小鍋ごはん】ダイエットには最適! もりもり野菜のおでん鍋風
おばんです! さすらいの料理人、木村食堂のキムラケンジです。この「おばんです」という挨拶、私の出身地である北海道の函館あたりではよく使われる方言です。流行らせたいのでここでの挨拶は「おばんです!」でいかせてもらいます。(おばさんではありません。おばんです)
さて、全世界に反響を起こしたという話は全く聞かない本連載ですが、これからも週一くらいでマイペースに続けていこうと思います。これから暑くなっていくというのに「鍋レシピ」の連載を始めるあたり、北海道で培われた私の中の開拓精神(フロンティアスピリッツ)が見え隠れしているでしょう? 挑戦こそ我が人生、全身で前進、どうもキムケンです。
はい、というわけで今回紹介するのは「おでん風鍋」です。おでん風というか、ほぼおでんです。ただ、煮込むのには手間がかかるので、煮込みいらずのものばかりの具材にしました。
おでんは「低糖質」という観点からダイエットにも嬉しいメニューですが、野菜不足がちょっと気になりますよね。なので、木村食堂流のおでん鍋はザク切りキャベツもたっぷり入れちゃいます!
近ごろは年中コンビニでおでんが買えたりもしますが、やっぱり自分で作った方が経済的ですよね。ぶっこんで火にかけるだけなので超楽チンです!
☆もりもり野菜のおでん鍋風☆
【材料】(1人前)
ちくわ…1本
がんも…2〜4個
魚の練り物…2〜4個
※お好みでOK!
キャベツ…2枚
(A)
水…300cc
白だし…30cc
【作り方】
1.キャベツはザク切りにして、ちくわは半分の長さに切る。練り物はお好みで用意する。
2.具材を全て小鍋にいれて、(A)をくわえて沸騰させる。沸騰したら弱火にして3分煮込む。
【ポイント】
塩分を抑えるために若干薄味の分量にしています。唐辛子や黒胡椒などの香辛料を入れてもGOOD!主食でも酒のお供でもオッケーの一品です!
【キムの戯言「ボディブローはじわじわこない」】
ボクサー体型に憧れてボクシングを始めて数年、今ではすっかりハマってしまい、ほぼ毎日通うほどになっていて、嫁さんに「私とボクシング、どっちが大事なの!?」と聞かれたらちょっと困ってしまうレベルです。まあ、ドライな嫁さんはそんなことは言ってこないでしょうが。ははは!
で、そのジムの会長さんは現役時代に「日本・東洋スーパーウェルター&ミドル級二階級制覇チャンピオン」だった方で、これがどれくらい凄いかといえば、とにかくとんでもなく強い人なんですよ。(説明になってない!)
でも強い人というのはそれに比例して優しい人が多く、その会長も例に漏れずというか、本当に素晴らしい人格者で、私の憧れの人でもあります。
私はその方と同じくらいの背丈なので、よくスパーリング(対人練習)をしてもらいます。といっても、私は全力で向かうのですがほぼパンチは避けられてしまい、逆に向こうは軽く私を小突く感じです。
ただ最近は少しずつ手数を増やしてくれて「ボディはちょっと強めに行きますね(^○^)」という感じになってきました。
ボディブローといえば「じわじわくる」というパンチでおなじみです。自慢ではないですが、私はお腹の脂肪だけは人一倍蓄えているので、多少のボディブローは大丈夫だろうという自負がありました。
そして始まるスパーリング。ジャブ、ジャブ、ストレート。会長は現役を引退して2〜3年でしょうか。かつての動きはできないと言っているものの、私のような素人には全く見えないスピードです。蝶のように舞い、とかではないです。蜂のようにリングを飛び回っています。まるで見えません。
そして突然くるボディブロー。私は腹に力を入れて耐えようとしました。
ちょっと。
ちょっとちょっと!!!!!!
だれ? ボディブローはじわじわくるって言った人!!
あれうそうそ!!!
もうね、息とかできないですから。全然じわじわこないですから。音速で痛みがきますから! 軽トラが突っ込んできたかと思いましたよ!
もちろんプロ同士だとしっかり鍛えているので「じわじわ効いてくる」みたいなことはあると思いますが、いやーあれは凄いです。全然じわじわこないんだもの。
と、ここまで書いて思いました。
レシピより長い。あと特にオチがない!
・
・
・
それでは、したっけね~(^_-)-☆
(北海道弁でごまかす!)