【足立区の三人姉妹】第4話 お月が生まれた日
2018年12月30日 午後7:00ちょうど
自然分娩(VBAC) 分娩所要時間12時間37分
体重 2348g 身長 46.5㎝ 日赤医療センターにて
パパと義母に見守られ、
三女・小さな小さなお月さま、誕生。
まだ記憶が新しいうちに、我が家が三人姉妹になった記念すべき日のことを、記しておこうと思います。
三女のタイミング
予定日は2019年1月15日。
しかーし! クリスマスの朝に”おしるし”のプレゼントを頂いていたので、家族全員身構えて過ごしておりました。
28日からナスチョメは、毎年恒例のスキーキャンプへ。パパは、毎年恒例の会社忘年会へ。”どこかで寝てしまって音信不通になって何か大切なモノを紛失して死に物狂いでなんとか帰ってくる…”というところまでが毎年恒例だったのですが、さすがに、今年はイイ子で終電帰りでした。当たり前か。笑。
29日は久々に、夫婦2人でのんびり過ごし、明け方まで「ウォーキング・デッド」鑑賞。観始めると止まらんもん、海外ドラマ。胎教に悪そーなゾンビタイム満喫。あれ? なんか痛い? かも? イヤイヤ、まだまだ。リック(ウォーキング・デッドの主人公)の方が大変そうなんだから、痛いかも? くらいで気にしてられない。
いったん布団に入り眠ってからの、30日朝6時。
ジョロジョロジョロ……。
ぎゃん!! 破水っぽーーーーい!!!
チョメの時は2時間でのスピード出産で、うっかり電車で産まれそうになった経験上、慌ててタクシーで病院へ。生まれる前に1日、夫婦の時間をくれたんだね。粋な子だよ。
すぐにでも分娩する気満々で分娩室に入ったはイイけれど、、、。
陣痛が、弱い。。。
夫婦揃ってやる気スイッチがっつり入ってるのに、ベビーのスイッチが入りきっていないようで、空回り。仕方ないので、出ておいでよ〜と言いながら、ヨガに足湯に昇降運動!夫婦でちゃっかりお昼寝までして、分娩室を満喫フルコース。
そーゆーまったり出産は初めてで、なんだかすごく楽しかった。笑。もちろん、たまに痛いのだけれど!!
そうこうしているうちに、あっという間に夜になり、ナスチョメがスキーキャンプから帰ってくる時間に。もともと、2人にも立ち会ってもらおうと思っていたので、この際、ナスチョメの到着を待ってからの出産かと思われた矢先…!!!
はうッッッ……。
キタキタ。これだ。思い出したよ、チョメの時の痛みを。チキショー、痛い! ヤバイ! 出る。
一気に痛みが加速し、まだ出きってもいない時点で、まさかの下からオンギャーと可愛い産声。アピールすごいな三女よ。その声にパワーをもらって、最後の一踏ん張り。
ママ「どうしよう! 可愛い!!!」
やっと会えた、小さな可愛いお月を見て、思わず出た第一声。
病院到着から約12時間後の7時ぴったりに、無事、三女が生まれました。お姉ちゃんたちが来る前に、パパとママを独占状態で生まれてきた三女ちゃん。タイミング狙ったな★
そして、お月誕生から約30分後。キャンプから帰ってきたナスチョメが病院に到着し、にたにたドキドキしながら分娩室へ。
「よろしくね、よろしくね。可愛いね、小さいね。髪の毛あるね。まつ毛はないね」
皆さん皆さん。三人姉妹って、たまらなく可愛い。小さいお母さんのようにたくましいナスも、初めてお姉ちゃんになって少し複雑なチョメも、抱きしめたい! 改めて、なんて可愛くて愛おしい娘たちなんだろうと思った。
すると、ナスがそっと私の枕元にまわりこんできて、
ナス「ママ、間に合わなくてごめんね。頑張ったね」
と、頭を撫でてくれた。
よし。私も含めて4人姉妹と言われるように、これからもママ、頑張るぞ。女子トークに花咲かせたり、みんなでショッピングしたり、寄ってたかってパパにお説教したり、たまにはパパを取り合ったり。。。
今日から我が家は三人姉妹の五人家族。
ありがとう。よろしくね。