【まつざきしおりの直島おいしい手帖】第8食「タナゴ」
みなさん、こんにちは! まつざきしおりです。
わたくし、瀬戸内海の小さな島・直島(なおしま)に住んでいて、古民家の縁側でちまちまと漫画を描いたり、畳でゴロゴロしたり、お菓子をポリポリ食べたりしてゆるっと暮らしています。
今回は、島でポピュラーなお魚、タナゴさんの登場です!
タナゴ? アナゴじゃなくて?
夏頃になると、島の生協にズラリと並ぶタナゴ達。
これを見ると、
「おお。もうこんな時期か〜。」
と、季節を感じると共に、
「つい最近、こんな風に思ったと思たけど、え? もうあれから一年経ったってこと!? こわっ!」
と、時の流れの早さに恐れおののく私です。
ホントはタナゴじゃなかったらしい。
この漫画を描く上で、しっかりタナゴについて学んでやろうではないか! と調べたところ……。
島の人が呼んでいるタナゴは、タナゴではなく、ウミタナゴであって、タナゴと呼ばれる魚は他にちゃんといて、その実態は……。
などと、ややこしい話になり、理解するためにしばらくタナゴに翻弄されていました。
最終的に、
「まあ、美味しいから、なんでもいいじゃない。」
という結論に至りました。
しかし、美味し過ぎて、一度にガガガガーッと何匹も食べてしまうと、コスパも悪く、見た目にもせわしないので、美味しいお酒をちびちび飲みながら、ゆっくり一口一口運んで味わう。
そんな大人な食べ方ができるようになりたいと思います。
まつざきしおりがアニメーションを手掛けた直島のあるあるソング「あるある直島」のYouTubeはコチラから! 続編ではぜひ骨付鳥パーティーを入れてほしい!(笑)