【まつざきしおりの直島おいしい手帖】第9食「直島カフェ コンニチハ」
みなさん、こんにちは！ まつざきしおりです。
わたくし、瀬戸内海の小さな島・直島（なおしま）に住んでいて、古民家の縁側でちまちまと漫画を描いたり、畳でゴロゴロしたり、お菓子をポリポリ食べたりしてゆるっと暮らしています。
今回は、私が直島に移住した時に働いていたカフェ、「直島カフェ コンニチハ」について書きたいと思います。
カフェごはんで出していた、活きの良すぎるあいつとは……!?
それでは、どうぞ！
名物、島カレーの具材の入手法の衝撃
カフェで働くことになった時、カフェで出すごはんについての説明を受けました。
「リゾットとかパスタとか、カレーがメインかな〜。」と聞いたので、「おお！ おしゃれっぽい!! 私も作れるようになるのかしら。最初は何から作るのかな〜。ワクワク。」と期待に胸を膨らませていました。
「じゃあ、さっそく桟橋に食材取りにいこう！ バケツ持っていくよ〜！」と言われたので、
「？？？」となっていたら、
カフェ近くの港の桟橋で漁師さんから、めっちゃ活きのいいタコを10キロ受け取るという衝撃展開！
そして、さらに、それをしめて、さばく、というのがカフェ配属して受けた最初の試練でした。笑
腕にまとわりついて離れないタコに悲鳴をあげながら、また、網から抜け出し逃げようとするタコ達を必死に捕まえようとしたあの頃が懐かしいです。（遠い目）
まかないメニュー「クリームチーズリゾット」
ちなみに、人気メニューのクリームリーズリゾットが本当に大好きで、まかないで毎回むしゃむしゃ食べていたので、エプロンの紐を結ぶのがきつくなったという、おちゃめなエピソードもあります。てへへ。
あ、タコといえば、
さっきでてきたタコをいつも卸してくれるタコ漁師のおじいちゃん。
よっちゃんと言うのですが、
初めて会った時、「あんた、タコみたいな肌しとるなぁ〜！ タコみたいじゃ！」と言われたのですが、それが褒め言葉だったのかそうでなかったのか、いまだに迷宮入りとなっております。
最高級の褒め言葉だったと信じたい……。
まつざきしおりがアニメーションを手掛けた直島のあるあるソング「あるある直島」のYouTubeはコチラから！ 続編ではぜひ骨付鳥パーティーを入れてほしい！（笑）
